ファースト HoloLens MRTK リハビリ・その1
久しぶりの投稿である。
国内販売前に、HoloLens に触れる機会があり、初めて体験した感動は今でも忘れていません。
3D モデルが現実空間に存在している感、少々首を動かしても、そのままの位置にあるという制度の高さ。 本当に驚きました。
そして国内販売と同時に会社で購入し、いくつかのサンプルも作ってみました。 その後、社内では実業務に追われてしまい、
実機も別担当の手に渡り、xR 系からは遠ざかってしまっていました。
そんな折、HoloLens 初号機を手にすることができたので、自身のリハビリを兼ねて、記事にしていきたいと思います。
(久しぶりゆえに、文章が書けない。。。)
前置きが長くなりましたが、さっそく始めていきたいと思います。
今回は、以下のインストールガイドに沿って、進めていきます。
hololabinc.github.io
準備作業
- MRTKをダウンロード (今回は、v2.6.1 を使用)
プロジェクト作成
- Unity を起動し、プロジェクトを新規作成
- テンプレートは「3D」を選択する。
- MRTK パッケージを import する。
Assets で右クリックし、[Import Package] - [Custom Package...] を選択する。
準備作業でダウンロードした "Microsoft.MixedReality.Toolkit.Unity.Foundation.2.6.1.unitypackage" をインポートする。
すべて選択されている状態で、"Import"ボタンを押す。
Import が完了すると、Configurator 画面が起動する。
Apply Default Settings?
デフォルト設定を適用しますか?
The Mixed Reality Toolkit would like to auto-apply useful settings to this Unity project
Mixed Reality Toolkitは、このUnityプロジェクトに便利な設定を自動適用したいと考えています。
Modify Configurations
構成の変更
Enabled options will be applied to the project. Disabled items are already properly configured.
有効なオプションがプロジェクトに適用されます。 無効化されたアイテムはすでに適切に構成されています。
Project Settings
プロジェクト設定
* Force text asset serialization
* テキストアセットのシリアル化を強制する
* Enable visible meta files
* 表示されるメタファイルを有効にする
Set Single Pass Instanced rendering path (legacy XR AP)
シングルパスインスタンスレンダリングパスの設定(レガシーXR AP)
Set default Spatial Awareness layer
デフォルトのSpatialAwarenessレイヤーを設定する
* Enable old input system for input simulation (won't disable new input system)
*入力シミュレーション用に古い入力システムを有効にします(新しい入力システムを無効にしません)
* Audio spatializer:
*オーディオスペーシャライザー:
※Default のまま、"Apply"ボタンを押す。
- MRTK の設定を行う。
特に値は変更しない。
シーンの内容が変更される。
- シーンに平面と球を配置する。
- 球に重力を付加する
特に値は変更しない。
- 実行してみる。
"Play"ボタンを押すと、実行され、球が落下する。
画面下部の表示は、診断プロファイラ表示であり、fps などの情報が表示されます。
非表示にしたい場合は、
もしくは
- HoloLens で実行してみる。
"Universal Windows Platform" に変更し、芯を選択する。
UWP Capabilities
UWPの機能
* Enable Microphone Capability
* マイク機能を有効にする
* Enable Internet Client Capability
* インターネットクライアント機能を有効にする
* Enable Spatial Perception Capability
* 空間知覚機能を有効にする
Enable Eye Gaze Input Capability
視線入力機能を有効にする
Avoid Unity 'PlayerSettings.graphicsJob' crash
UnityのPlayerSettings.graphicsJobのクラッシュを回避する
ソースの出力先フォルダを作成し、指定する。
出力先の .sln(ソリューションファイル)を Visual Studio 2019 で開く
プラットフォームとデプロイ先を変更する。
リモートコンピューターを設定する
マイクへアクセス許可は " Player Settings..."
で変更できる。
"Supported Device Famillies" で "Holographic" にチェックを入れないと、Windows 表示となる。
駆け足ではありましたが、HoloLens で表示できるところまでを駆け抜けました。
リハビリの第一弾としては、ここまでで終了します。
では、また。